加圧トレーニングと関節リウマチ

こんにちは

今日は加圧トレーニングと関節リウマチのお話をしたいと思います

加圧トレーニングを行うことによって、筋力の向上や関節周囲の組織を強化することで、炎症を悪化させることなく痛みや腫れを軽減する効果があります。

関節リウマチとは、膠原病の中の代表的な疾患です。膠原病とは自分の免疫機構（体内に侵入してきた細菌やウィルスなどの外敵を攻撃し排除するもので、人間が生まれながらに持つ性質の事）が何らかの原因で異常が起こり、本来なら自分自身を守ろうとしますが、自分自身を攻撃して排除しようとする働きが起こり、慢性的に関節、血管、神経などに炎症が続く病気なのです。そして、関節に炎症を起こして、関節の変形や骨の破損を引き起こすのが関節リウマチです。関節リウマチは痛みが強く、体を動かすのが大変辛く、その結果、筋力低下や関節の拘縮が起こってしまいます。

関節リウマチになってしまったら、動くのも大変で運動なんて出来ないと思われると思いますが、ここで加圧トレーニングを行うことをお勧め致します

加圧トレーニングの特徴は、負荷が小さいため、体を動かすのが難しい関節リウマチの患者さんに対しても行うことが出来ます

関節リウマチの患者さん、５名に対して、１～２週間ごとに１回、１５分程度の軽い加圧トレーニングを３か月間行った実験では、辛い痛みが軽減され、筋力が増強したという結果が得られたと報告されています炎症そのものが消えるわけではありませんが、痛みや腫れが軽減されたのは、筋力の向上や関節周囲の組織が強化されたことによると考えられます。

 

関節リウマチの方で、加圧トレーニングにご興味をもたれた方は是非当スタジオにご来店下さいませ

お話だけでも聞きたいという方も大歓迎でございます